僕は日々前向きに過ごしていこうと一生懸命がんばってます。
それでもやっぱり聖人君子ではないので、他の方が成功に向かって大きく前進している姿を見ると、つい、不甲斐ないと思う気持ちを自分に向けてしまうことがあります。
(嫉妬心は全くなく、その方々の成功は心から嬉しいし応援したくなります。)
そんなときは「他人は他人、自分は自分」と言い聞かせて前を向こうと努めていますが、それでも先日、ちょっとしたことがきっかけで気分が下降気味なときがありました。
あー、なんか悪循環に入っちゃってるなーと思っていたところ、何気なく子供がつけた教育テレビ「にほんごであそぼ」で、金子みすゞさんの詩「わたしと小鳥とすずと」を、コニちゃん(KONISHIKIさん)が歌っていました。
わたしと小鳥とすずと(金子みすゞ)
私が両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面をはやくは走れない。わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんなうたは知らないよ。すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
すごくシンプルな詩なんですけど、今の私にはすごく染み入ってきました。
みんな小鳥だと地面をはやく走れる人がいない。みんなすずだとうたを歌える人がいない。
「みんなちがって、みんないい。」それぞれの個性があることが当たり前で、しかもそれを
受け入れることを教えてくれています。ものすごく自然体です。
人はしばしば他の人と自分を比べて「なぜ自分は彼と違うのか?彼のようになりたいがそうなれない。」と悩みます。しかし、みんながあこがれの彼、すなわち小鳥やすずにはなれないし、そもそもそうなる必要がないのです。自分と彼は各々、別の役割(ミッション)を持っていて、あこがれの彼は自らの役割(ミッション)を理解しているからこそ目立っているだけです。
いま私がやるべきこと・やれることは、私の役割(ミッション)を見つけ、それを遂行することだけです。すごくシンプルに考えればいいのだと気付きました。
私は私のままで素晴らしい。
あなたはあなたのままで素晴らしい。
立ち止まって振り返るきっかけを得られたことに感謝します。
<詩の引用に関して>
※出典:『金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと』(JULA出版局)より
※金子みすゞの詩は、金子みすゞの著作保存会の了承を得て掲載しています。転載される場合は、必ず「金子みすゞ著作保存会」の許可を得てください。










